
仕事の責任が重く、気持ちの負担がかかる事ありませんか。
仕事の責任を考えるだけで、頭が痛くなる、胃が痛くなる・・・等と体調にひびく方もいます。
責任感が日頃から強い方は特に、重圧がかかりストレスになります。
ストレスフルな状態から普段なら大丈夫と思うような事にも、責任の重さを強く感じてしまいます。
ご相談内容
来月に他のチームと調整して再来月には納品なのに・・・
まだ、最終段階まで終わって無い人の方が多い。
部下に解らないところを教えて
チームの同僚には質問に答えて・・・
上司も未だ、その段階で、大丈夫なんだろうか?
本当に終わるのだろうかこの仕事・・・
この前ミーティングで仕事の範囲をそれぞれキチンと決めたのに
自分の仕事を責任持って最後までやってほしい。
入社して5年目、今では責任の重い仕事を任せられて、仕事の量も多い。
期待されているのには、応えたいけれど、他の人の仕事まで、こんなに回ってくるとは
思わなかった。
自分の仕事を終わらせるのには責任を持つけれど
仕事以外の他のチームとの調整に時間取られたり
何かと、同じチーム内からは「出来ないから・・・」と言ってこちらに仕事を回してくるし
部下は、解らないと言って何かと聞いてくるし・・・
同僚は仕事量が多いから、私の方へ仕事回したいと頼んでくる。
「・・・私の方が量が多い」と言っても本当に出来ないらしい。
今でさえ、このチーム内の仕事の50%は私が引き受けているのに
これ以上、他の人の仕事が回ってきたら70%は私の仕事?そして私の責任になる・・・
今まで責任感だけで頑張って来たけれど、これ以上は量が多すぎて負担になる。
調整をお願いした上司さえも、自分の仕事を終わらせるのに必死すぎて対応してくれない。
仕事の責任の重圧がのしかかる。
また残業しなきゃ、どうしよう、来月の他のチームとの調整に間に合うかどうか・・・
今のうちに、間に合わないと伝えようか、どうしよう。
退社後、悩んでしまう・・・間に合うかどうか・・・
家に居ても、責任感が強く出て、焦ってしまう。
朝起きて、早く仕事行かなきゃと自分をせき立て、職場に着いたら直ぐにあの仕事をしてと
頭で、予定を組みながら大急ぎで出社する。
朝食など取っているヒマは無い・・・頭の中では早く仕事終わらせないと間に合わないという
考えしか浮かばない。
自分だけ、こんなに仕事の量が多いのが負担になる。
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仕事の量が多すぎるのに、他の人の仕事まで回ってくると責任は重くなりますよね。
仕事が出来る人なので、周りから期待もあり、頼られる存在なため負担が大きくなります。
ただ、あまりにも、一人の負担が大きいと、ストレスがかかります。
責任感が強い人ほど、負担がかかる仕事を多く請け負うようになってしまいます。
そして、心の負担も強く感じます。
責任感が強く仕事を断れない人に負担の多い仕事が集中する理由

1度引き受けたら、責任感の強い人は逃げ出さないし、仕事を投げ出さないでしょう。
自分が引き受けた仕事を文字通り『責任を持って』最後までやり遂げる人です。
少し、自分には難しい事や大変な事も引き受けて責任を取ります。
いつも、自分の仕事には最善を尽くし責任を取ることに慣れている人でもあります。
世話好きであったり、面倒見もいい人が多いです。
周りから、この人に任せれば大丈夫という期待を寄せられる事だと思います。
周囲からは仕事を任せて安心するため、仕事をお願いしやすい人物になります。
なので、周囲は頼みやすくなります。
そして、
いつも、責任感強い人は、やってあげる側に常にいるため、「出来ません」「断る」という事が難しいかもしれません。
断らない事が多いため、周囲は頼みやすくなり
(口では断っても、最終的には仕事を受けている事も多い)
なので、必然と仕事が多く回ってきますし、負担が大きい仕事も回ってきてしまいます。
・責任感が強いと自分から『頼る』『お願いする(甘える)』が難しい
責任感の強い人は昔から頼られ慣れているため、反対に頼る事や頼む事が難しくなります。
頼らなくても、今まで、頑張って努力して何とか出来たのですよね。
自分一人だけ責任を負うのは、心の焦りが出て辛くなりませんか。
ただ、このままでは仕事の負担やストレスから身体に影響が出てきてしまうかもしれません。
責任の強さのバランスを上手く調整していくのが、仕事の責任やストレスと上手くつきあうコツとなります。
仕事の強い責任感の調整は作業量の配分からバランスを取りましょう

仕事の責任感が強いと、一人で責任を背負い込むように考えてしまいます。
『頼る事』や『断ること』、『お願い』が出来ると良いのですが、それが出来なくて困っているのだと思います。
「これ以上は出来ません」は仕事の範囲になりますので無理を長引かせずに伝えて下さいね。
(伝えるときに、心苦しくなるかもしれませんが、さらり言って下さい)
「これ以上できません」とハッキリ伝えると、周りの状況は変化してきます。
仕事の配分などで他者を頼ることや断ることは、あなたの弱さではないし、欠点でもありません。
チームで仕事するのですから、出来ない自分を見せていることでも無いです。
頼ることが出来ないのは、頼れない相手を選んでいるケース多いです。
よく観察して、もしかしたら頼れなくても話だけでも聞いてくれる人いるかもしれません。
そして、強い責任感は退社するときに、会社へ一緒に置いて来て下さい。
責任感を背中から下ろし、仕事と一緒にその場所へ置き、家には持ち帰らないようにして下さいね。
明日出社すれば、また背負えば良いだけです。(24時間責任を背負わなくても良いのです)
家では、仕事を思い出さないように。
休みに仕事が気になるのでしたらこちらのブログをご参照下さい。
休日も仕事のことが気になってしまう人が仕事のことを考えないようにするための気を休める方法とは
仕事の責任感が強い人はご自身の身体のことを犠牲にする人が多いです。
身体のことを考えずに無理をしていませんか?
一人で努力し、頑張ってきたのですから、仕事の時間を調整し身体のことを労う時間も作りましょう。
あなたの身体は機械ではありません。
生きている生身の人間です。
身体を休めることや自分を大切にすることを忘れないで下さいね。
それでも責任感を上手く調節できないときはお気軽にご相談下さい。
他の方法もあります。
仕事の責任感を強すぎるのを調整できるように一緒にサポート致します。